インプットとアウトプットに関する繰り返すことの重要性
前に、ブログ記事に同じコンテンツを何度楽しんでもよい、というインプットの反復に関する考えを書きました。
この記事では、インプットだけでなく、アウトプットに対しても反復・繰り返すことの重要性が言えるのではないかという話を書きたいと思います。
同じことを書くことの重要性といっても、ピンとこないかと思いますので、具体例を出していきたいと思います。
- 自己紹介
- ネコちゃんの写真
- プログラミング
自己紹介
例えば、自分は、以下のように何回か自分の自己紹介的な記事を書いています。
基本的には同じ内容なのですが、当然時間がたつにつれ、自分自身のキャリア・考え方なども変わってきます。少しずつ上書きするのもよいのですが、たまには1から書き直して、以前の記事と定点観測的に、その変化を楽しむのも面白いのではないかなと思います。
また、ブログ記事って、全てを遡って読んでいるような変態はごく一部です(ほとんどゼロでしょう)。読者登録してくださっている方や、わりと熱心なファンだとしても、たまに記事を読み飛ばすことは普通にあるでしょう(私もあります)。人間ですから、忙しいときや体調が悪いときもありますしね。
なので、自分が大切だと思うことは、自分のためにも読者のためにも、何度書いても良いと思います。水戸黄門だって毎回最後に印籠出しますしね。ところで、水戸黄門ってみんな知ってるんですかね…
ネコちゃん画像
これは言わずもがなですね。最近はネコちゃん記事が激増しています。
かわいいネコちゃんの画像は何度撮影しても何度公開してもよいのです。読者が求めているかなんて、もはやどうでもいいのです。
自分が撮りたいから撮る、書きたいから書く、やりたいからやるのです。ブログってそういうものでしょう。
ちなみに、これらのブログ記事の影響があったのかはわかりませんが、2/22(猫の日)に開催の「ねこIoTLT vol.6」にお誘いを受け、登壇することとなりました。
これも何度も同じことを書いた効果かもしれませんね(笑)
プログラミング
最後は、少しジャンル変わりますが、プログラミングです。コードも「書く」ものなので、大きなくくりでは同じかなと思います。
最初にプログラム学ぶときに、特に昔からパソコンをしていた人は、プログラムを書き写し(写経)をして学んだ人も多かったのではないかと思います。単純にコピペという仕組みがなかったからなのですが、思えばこのアウトプットの反復というのは、非常に良い教育効果を生み出していたような気がします。
また、私は同じテーマで手法・言語・表現を変えて同じようなプログラムを組むことがたくさんあります。例えば、身体を楽器にするようなプログラムというのは、長年取り組んでいるテーマです。
結果としては大きな違いはないのですが、その中身(実現手段)は、ハードウェアはPCとKinectからマイコン(Jetson Nano)と単眼カメラへ、言語はProcessingからPythonとAIといった風に劇的に変化を遂げています。
このように同じテーマに対して違う手法で何度もアウトプットすることで得られるもの楽しみというものもあるのではないかなと思います。
まとめ
何度も同じことを書くということの重要性に関して、自分の考えを書いてみました。
ブログのネタ切れに困るという人は、過去に自分が書いたことを、もう一度書いてみるというのも良いかなと思います。きっと、自分自身・環境の変化から全く同じ内容にはならないと思いますし、その変化に対して自分も、読み手も新たな気づきがおきるのではないかなと思います。
ということで、私が何度同じことを書いていたとしても、それは決して手抜きではないので、それだけは誤解ないようお願いします(笑)