仕事でのメンタルダウンを防ぐ方法

メンタルダウンの危機

 少し前から、色々な事情で職場が変わったのですが、全くうまくいっていません。色々理由はあり、正直うまく説明することすらできない状態なのですが、無理やり言語化して3つのポイントに絞ると以下になりそうです。

  • 今までと全く逆の方向性の考え方が必要とされる
  • 今までやったことなく、向いてない業務
  • 職場で自分が必要とされていると全く思えない

 結構辛くて、一時期は深刻で、夜うまく眠ることすらできなくなってしまいました。

 これはマズイなと思い、色々メンタルを守る方法を調べて実践してみました。なんとかある程度回復することができたので、効果あったかなと思えることをまとめてみたいと思います。

 ちなみにあくまで専門家でない、個人の体験談ですのでその点はご了承ください。

メンタルを守るための方法

その日にあった「良かったこと」を3つノートに書く

 今までは、「今週やることノート」を以下のようにまとめていたのですが、パニック状態になり、まともに書ける状態でなくなってしまいました。

 そこで、まずはメンタルを守るために、ネットでみかけた1日にあった「良かったこと」を3つノートに書き出すということをやってみました。ツールはiPad + Apple Pencil 2 + Notabilityの組み合わせです。

 具体的な内容は、仕事で少しでも良かったこと、マシだったことを書いたり、ほんとにふとした日常の出来事を書きました。ここで書けるような例としては以下のような感じです。

 他の例としては、ここに書けるような内容だと以下のような感じです。

  • 桜がキレイだった
  • 子どもと一緒に遊んだ
  • ネコとたくさん触れ合った
  • あったかい
  • 早く帰宅できた

 これだけでみると、逆に「この人ヤバいんじゃないか?」と思われそうな内容ですが、意外にその日にあった良いことを振り返るというのはメンタルヘルス的に効果があります。

 最近は、一言日記みたいなものを書いて、少し自分の考えを整理(というほどのレベルでもないですが)するようにしています。手軽にできるのでオススメです。

弱音を吐く

 以下の本に書いてあったことです。

 恥ずかしがらずに弱音を吐いてみました。無理をするとある日突然「プッツン」といってしまうとのこと。たしかに、周り見てても「えっ、あの人が」という人が、いきなり倒れてしまうことあるんですよね。

 逆に弱音を吐いている人の方が、一気には倒れにくいそうです。「まあ、いいか」とつぶやくのがオススメで、少し心が軽くなります。

仲間をみつける

 職場で、同じように悩んでいる仲間をみつけるのも良いですね。特に同じことが原因ならなお良いと思います。

 仲間がいるのが一番心強いかもしれません。私の場合は、仲間が近くにいなければとっくに折れてしまっていたかもしれません。

近所のメンタルクリニックを調べておく

 いざというときのために、多少なりとも元気なうちに調べておいて電話番号や場所をメモしておくのが良いかもしれません。本当に駄目になったときは何もできなくなってしまいそうなので。

 追記:少し調べてみたら、メンタルクリニック受診すると、保険に入ることや家のローンを組むのが難しくなってしまうことがあるそうです。

 もちろん、自分の身体の危険を感じる場合は受診した方が良いと思いますが、お試し感覚で何も考えずに受診するのはあまり良くないかもしれません。アドバイスとして、内科にいって必要あれば紹介を書いてもらうという手段もいただきましたので、まずは内科にかかるのも良いかもしれません。カウンセリングをすすめてくださるかたもいらっしゃいました。

ヘルスケアの記録をとる

 体調の客観的な記録を確認するのも大事ですね。体調悪いのが、気のせいなのか実際に良くないのか分かります。実際に体重と睡眠時間を測定した様子です。

 体重のグラフは、横軸、1目盛りが一週間で縦軸、1目盛りが1kgです。 一週間で2kg近く減っています。夜も頻繁に覚醒している(眠れていない)ことが分かります。

 記録は、アナログなメモでも良いですが、元気ないときこそ、自動で記録してくれるヘルスケア機器が便利ですね。私が使用している機器は以下になります。

(パワハラを受けているなら)記録を残しておく

 もしパワハラを受けているなら証拠を残しておくのが良いでしょう。ノートに書くなども良いですが、やはり動画なり音声なりを録音しておくのが一番ですね。

 もちろんパワハラを受けていないなら不要です。今回はパワハラを受けているわけではないので、特に録音などはしていません。

メンタルにとって逆効果になるかもしれないこと

会社の相談窓口・産業医に相談する(会社による)

 これは完全に会社によると思うのですが、会社の相談窓口や産業医に相談することに大きく期待はできないかもしれません。

 あくまで風の噂に聞いただけなのですが、これらの組織は、事なかれ主義だったり、酷いときは会社と裏で繋がっていることすらあると聞きました(あくまで証拠はなく、そういう可能性がゼロではないかもということです)。

組織の環境を変えようとする

 これも個人的感想です。例えばブラックな環境だと、なんとかその組織の風土なり環境を変えるということを考える人もいるかと思います。

 ただ、これは個人の力では難しいというのが個人的な経験談です。自分はもちろん、ものすごい優秀な人、心が強い人でも、なかなかうまくいった例をみたことがないです。逆にポッキリ心が折れてしまう人や取り込まれてしまう人も多い印象です。

 蓄積された風土というものは、それだけ強いのですよね。それに、環境を変えたほうが良いと思うのはあくまで自分の気持で、当然絶対正しいというものではありません。実際、その環境にいる多くの人は、実はその方が心地よかったり都合良かったりするのかもしれません。

 そう考えると、結局自分がその環境に慣れるか離れるしかないのかなと思います。

まとめ

 メンタルダウンを防ぐ方法を自分なりにまとめてみました。4月から新しい環境になり、少し心の元気がない人も多いかもしれないので、少しでも参考になれば幸いです(必要ないのが一番ですが)。もし、他にも効果ある方法などありましたら、教えて貰えれば幸いです。

 私の場合は、家族の妻と娘、ネコ(そら&うみ)にも救われていますね。感謝です。

 家に帰ると、真っ先に甘えに来てくれる「そら」

 ちなみに、会社で自分の周りの人、何らかの形でメンタルダウン経験している人が3割くらいの印象です。やはり、優しく責任感強い人が多い印象ですね。優秀な人でも、強そうな人でも突然なってしまっています。仕事は大切ですが、身体を壊してしまったらもとも子もないので、無理はしないようにしたいと思います。

 なお、誤解されないように書くと「会社が悪い」と一方的に思っているわけではありませんし、私が正しいとかそういうことも思っていません。冒頭で書いた問題というのは、単純にミスマッチかなと思っています。

 今のところ、私はなんとかメンタル持ちこたえていますが、このままだとマズイなーと悩ましい日々です。

参考リンク

ブログ記事に言及いただいています。以下の3つの事象、かなり自分に当てはまっていてビックリしました。

以下の事象がおこると仕事がうまくいっていないなぁと感じます

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変更履歴

  • 2022/04/15 リンク、メンタルクリニックに関して追記