USB-Cケーブルで映像出力と給電するときはケーブルが大事

安定しないUSB-Cケーブルでの映像出力

 USB-Cケーブルで映像出力と給電するときはケーブルが大事です。タイトルにも書いてありますが、大事なことなので2回言いました。

 私は、ディスプレイとしてJapanNext製のUSB-C対応28インチ4Kモニタを2台使っています。

参考過去記事:M1 Macbook Airと相性最高なJapanNext製USB-C対応28インチ4Kモニタ買いました - karaage. [からあげ]

 このモニタのよいところは、USB-Cケーブル1本でMacからの映像出力とMacへの給電が同時にできることです。電源ゲーブルが不要になるので、凄いスッキリするんですよね。ただ、たまに映像が不安定になることがあるのでストレスでした。

 最初は「モニタが悪いのかな?」と思っていたのですが、Twitterで呟いたら「ケーブルの問題では?」とアドバイスもらいました。

 「そんなことあるのか?」と思い、家にあるケーブルを色々繋ぎ変えてみると、たしかにケーブルによって安定さが変わります。そんなことありました。

良さそうなUSB-Cケーブルを買う

 そんなこともあり、Amazonで良さそうな「NIMASO USB C Type C ケーブル (Gen2)」を買ってみました。

 これに変えたら、嘘のように映像出力が安定しました。仕事で使うMacbook Pro、映像出力2つできるのに、全然安定しなかったので「そんなものかな」と思い諦めていたのですが、全然そんなことなかったです。能力を疑っていてすみませんでした。

 2つの映像出力(合計トリプルモニタ)もラクラク

 ケーブルも高級感あり、コネクタ部分も安心感(?)があります

インピーダンスマッチングは大事

 ケーブルによって安定しない原因。恐らくインピーダンスマッチングがずれていたのではないかなと思います。インピーダンスに関しては、少し前に話題になっていた以下の記事が分かりやすいですね。最後にインピーダンスマッチングに関しても記載あります。

 私は一応ハードウェアの仕事やっていたので分かりますが、初心者だと上記記事はピンとこないかもですね。モータの駆動とかは、最初はインピーダンスより電流ベースで考えたほうが分かりやすいかなと思います。同じことを観点を変えて説明しているだけではあるのですが。

 欲を言えば、ケーブルで映像出力波形がどう変わるか確認したいところですが、映像出力のGHzの速度だと、測定器が数百万とかの世界なんですよね。なので、想像しかできません。そういう世界に我々は行きています。

 昔、仕事でインピーダンスマッチングで失敗して、大問題になった苦い思い出を思い出しましたとさ。

まとめ

 USB-Cケーブル、便利だけと映像出力するときはケーブルにも気をつけましょうという話でした。もし、USB-Cケーブルでの映像出力安定しないという人がいたら、一度ケーブルを疑ってみるとよいかもしれません。毎日使うものは、良いものを使うに限ります。

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