デジタル時代のアナログな日記:AI時代における手書きの価値

文章は自分で書く

 AIが文章を生成できる時代ですし、AI関係の仕事をしていますが、いまだに毎日手書きでA4サイズ小のスペースいっぱいに文字を書いていたりします。もう少し具体的に書くと、iPad+Apple Pencilで日記をつけています。

 AI時代に文章をなぜわざわざ自分で書くのか、あらためて少し考えてみたいと思います。

日記の書き方

 まず最初に、どんな感じに日記を書いているか紹介したいと思います。ベースは、以前のブログに書いた以下記事のとおりです。ツールは変わらず、iPadとApple PencilとNotability(アプリ)です。

 今は、上記をベースにだいたい以下の3つのポイントを抑えて日記を書いています。理由はあとから説明します。

  • 良かったことやがんばったことを3つ書く(なるべくポジティブなこと)
  • 食べたものを絵付きで描く。これはなんとなく毎日書くリズムを作っているだけです(ご飯は毎日食べるので)。あんまり意味はないです
  • その日の出来事ややったことを思いつくままにメモ。感じたことを緑で塗る、今後のアクションアイテムを赤で塗る

 実際に書いた日記の例が以下のような感じです。ほとんど字が汚くて読めないですが、プライバシー情報関わるところは、モザイクかけています。

日記の効果

 日記の効果です。

メンタルヘルスに

 以前ブログ記事に書いたのですが、その日にあった良いことを3つ書くということが精神的な安定に寄与します。もちろん、これだけですべてが解決するといった代物ではないですが、ある程度の効果は実感しているので、苦しんでいる人は騙されたと思って一度お試しあれ。本当に騙されたらすみません(手軽にできると思いますのでご容赦を)。

自分の振り返りに

 毎月、自分の書いた日記を一ヶ月単位で振り返っています。緑で塗った箇所や赤で塗ったところを中心にチェックして、そのときの感動を再度味わったり、アクションアイテムの抜けがないかチェックして、タスクに反映するか諦めるかをしています。

アイデア出しと考えの整理に

 自分の考えを文字にして書き出すと、自分の考えが整理できたり、新たなアイデアが生まれたりするなと感じます。手書きのほうが新たな刺激になって良いかなと思い、日記は手書きにしていますが、デジタルでも効果あると思います。

 実際、技術的な内容とかはNotionも使ったりしています。

まとめ

 AI時代にわざわざ日記を書く意味を書いてみました。ここらへんも自分にカメラとか色々なセンサをつければ自動化できなくはないかなと思います。ただ、自分の場合は書くのが苦じゃないというか、こうやって日記をノート書くのが楽しいので、AIにさせるのは勿体ないという気持ちが強いかもですね。

 結局、いつの時代になっても、本当に自分でやりたいことは人にまかせず自分にやるんのが良いのではないかなというのが自分の考えです。もちろんAIと協力するのも良いと思います。実際、ブログに関しても文章はほとんど自分で書いていますが、タイトルやアイキャッチ画像は、AIに任せたりしていますからね。

 苦手なところを任せたり、サポートしてもらえば良いのだと思います。人との助け合いと同じですね。そんなことをAIにさせてみたい人に向けた本が今月末に出るのでよろしくお願いいたします(宣伝)

 私の考えもまた変わるかもしれませんが、今のところはこんなところです。なにかの参考になれば幸いです。

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