個人的に注目しているAdvent Calendarまとめ(2019年版)

2019年注目のAdvent Calendar

 今年もやってきました、Advent Calendarの時期です。Advent Calendarというのは、12月中に毎日クリスマスまで技術的な記事を交代で投稿するというお祭り的なイベントです。主に、Qiitaという技術記事投稿のプラットフォームとAdventarというAdvent Calendar専用のプラットフォームで行われています。Adventarは、技術以外のジャンルの記事も投稿されています。

 いつものように個人的にチェックして追いかけているAdvent Calendarをまとめておきます。自分のメモなのですが、よろしけば参考にしてみて下さい(私と趣味趣向が似ている人向け、そんな人いるのか?)

 そして、Qiitaでは今年もプレゼント企画があるようです。最新式のMacが当たるようなので気になる方はチェックしてみて下さい。

モノづくり(電子工作・マイコン・ロボット・ソフトウェア)

 モノづくり系で役立つ情報

Raspberry Pi Advent Calendar 2019 - Qiita

Raspberry Pi Advent Calendar 2019 - Adventar

ROS2 Advent Calendar 2019 - Qiita

M5Stack Advent Calendar 2019 - Qiita

3D Sensor Advent Calendar 2019 - Qiita

Python Advent Calendar 2019 - Qiita

Processing Advent Calendar 2019 - Qiita

AI・機械学習

TensorFlow2.0 Advent Calendar 2019 - Qiita

AI道場「Kaggle」への道 by 日経 xTECH ビジネスAI① Advent Calendar 2019 - Qiita

機械学習をどう学んだか by 日経 xTECH ビジネスAI② Advent Calendar 2019 - Qiita

機械学習ツールを掘り下げる by 日経 xTECH ビジネスAI③ Advent Calendar 2019 - Qiita

AI RC Car Advent Calendar 2019 - Qiita

Deep Learning論文紹介 Advent Calendar 2019 - Qiita

Kaggle Advent Calendar 2019 - Qiita

kaggle その2 Advent Calendar 2019 - Qiita

企業系

 お世話になっている企業、応援している企業、気になる企業等。

はてなエンジニア Advent Calendar 2019 - Qiita

BrainPad Advent Calendar 2019 - Qiita

Yahoo! JAPAN Advent Calendar 2019 - Qiita

WHILL Advent Calendar 2019 - Adventar

2019 | Cerevo TechBlog

SB-AI Advent Calendar 2019 - Adventar

SB-AI 2 Advent Calendar 2019 - Adventar

その他

 その他色々

おうちハック Advent Calendar 2019 - Qiita

本番環境でやらかしちゃった人 Advent Calendar 2019 - Qiita

WEB記事 Advent Calendar 2019 - Adventar

まとめ

 今年注目してるAdvent Calendarをまとめました。久しぶりに、私もラズパイネタでAdvent Calendarに参加してみました。まだまだ空いているカレンダーもありますので、興味ある方は、見るのも良いですが今から参加してみるのも面白いかもしれません。しばらくは、随時追加予定です。

 最近はQiitaに投稿するようになったので、来年は自分でAdvent Calendar作っているのも面白いかもしれないなと思ったりしました。来年になったら忘れていそうですけど(笑)

関連記事

変更履歴

  • 2019/12/09 Advent Calendarを複数追加

Raspberry Pi 4のディープラーニングで画像認識する環境をゼロから1時間で構築する方法

Raspberry Pi Advent Calendar 2019」の3日目記事です。

ラズパイ5・最新OSでのセットアップ記事を追記しました

 最新のラズパイ5や最新OSでの環境構築は、以下記事も合わせて参照ください。

ラズパイ4を入手しました

 ラズパイ4を入手しました。色々事情があり、ポケットに入れて叩いたら2台に増えてしまいました。


 ラズパイ4が2つ

 手に入ったものは仕方ないので、恒例のセットアップと洒落込みたいと思います。ラズパイ4からラズパイ始める人もいるかもしれませんしね。そして今までラズパイ使っていたユーザーとして、4でCPU・メモリが大幅にスペックアップしているので、せっかくならそれらを体感できて役に立ちそうなアプリを動かしてみることにしました。

 というわけで、ほどよく処理が重く、役に立ちそう(?)なディープラーニングを使った画像認識(正確には物体検出)を試したいと思います。物体検出に関して、詳しくは以下記事参照下さい。

 これ以降、ラズパイのディープラーニング環境構築含めたセットアップ記事を書いていきます。ちなみにラズパイ4でセットアップしましたが、ラズパイ3でも同じ要領でセットアップ可能です(電源コネクタ、HDMIコネクタのタイプのみ注意ください)。

環境構築の前提条件

 一応前提条件があります、以下となりますので確認下さい。私はMacでセットアップしましたが、基本的にどのOSでも同じ要領でセットアップできます。

  • SDカード作成用のPC(Mac/Linux/Windows等)
  • ラズパイ4及び最低限必要なハードウェア(詳細は次に書きます)
  • ネットワーク環境がある(有線でもWiFiでもOK)
  • コマンドラインの最低限の知識がある
  • ラズパイへの愛がある
  • 1時間で構築できなくても怒らない広い心

 特に最後の大事です。愛が大事。

必要なハードウェア

 最初に必要なハードウェアです。

Raspberry Pi 4 モデルB

 当たり前ですが、必須ですね。

 以下のようにケースや変換アダプタ、HDMIケーブルついているキットを買うのも良いですが、私が購入したキットが今は発売していないようなので、今回は本体のみを買った前提で説明します。


 キット

 Amazonの購入先のリンクは以下となります。

注:Amazonのラズパイ、あまりに価格が高騰しているのでSwitch Scienceさんのリンクに切り替えました。

Raspberry Pi 4 Model B / 4GBwww.switch-science.com

マイクロSDカード・SDカードリーダー

 ラズパイのOSやデータを格納するマイクロSDカードが必須です。カードリーダーも必要に応じて買いましょう。SDカードは大量に買いましょう(私は30枚くらい持ってます)。

 マイクロSDカードは、たくさん買うことになるのでカードケースもあると良いです。

キーボード・マウス

 好きなものを使用ください。普段の開発には厳しいですが、持ち運び用には以下のようなモバイルの無線キーボードが便利です。

 詳細は以下記事参照下さい。

モニタ・HDMIケーブル

 こちらも好きなものをどうぞといいたいところですが、ハマりどころ(自分はハマりました)なので注意です。結構ラズパイ4は、モニタとの相性が厳しいようです。私もモニタを変えたり、設定を変えたりしないとダメでした。具体的にやったことは、以下のQiita記事にまとめましたので、参照下さい。

 持ち運びに便利な以下小型モニタをよく使っているのですが、ラズパイ4だとデフォルト設定だと映りません。上記記事を参考に設定変更すれば映りました。

 もし映らなかったら、家にあるモニタを色々試してみて下さい。あと、ラズパイ4はマイクロHDMI端子なので、変換コネクタも忘れずに購入しましょう。

電源

 ラズパイ4は、電源での問題がある噂があったので心配していましたが、とりあえず普通に家にある2.4A出力可能な電源であれば動作しました。3A出せるやつが安心ですが、あんまり手頃にAmazonで買えるものはない感じです(もしあったら教えて下さい)。

 私が動作確認できて、Amazonで手頃に購入できるものは以下です。3Aが出力できます。

 以下は2.4Aまでですが、2portあって便利です。私の環境ではラズパイ4動作しました。

 ケーブルはUSB-Cなので間違えないようにしましょう。

カメラモジュール

 画像認識といえばカメラということで、カメラモジュールを買いましょう。今回の記事は、カメラモジュールの使用を前提としています。

 USBカメラでも多分大丈夫ですが、特に確認はしていません。

ラズパイの環境構築

 環境構築をしていきます。

環境構築の流れ

 以下のような流れで、愛があれば1時間程度でセットアップできるはずです。

  • ラズパイ用のSD作成(10分)
  • ハードウェアのセットアップ(10分)
  • Raspbianセッティング(10分)
  • TensorFlow/OpenCVセットアップ(10分)
  • Object Detection Toolsセットアップ(10分)
  • ラズパイへの感謝の儀・SNSアップ(10分)

ラズパイ用のSD作成

 ラズパイのSDを作成します。SDの書き込みに関しては「Raspberry Pi Imager」という公式の大変便利なソフトがあるのでこちらを使いましょう。使い方の詳細は、以下記事参照ください。

 バージョンは「Raspbian Buster with desktop」の「2019-09-26」「Raspberry Pi OS(32-bit)」の「2020-08-20」版を使用しました。

 Macでddコマンドを使ったSD書き込みを知りたい人は、多少古いですが以下記事を参照下さい。

ハードウェアのセットアップ

 ラズパイと周辺機器、ネットワークを以下のように繋げましょう。

 もちろん、SDカードは先ほど作成したSDカードを挿入して下さい。

 最後に電源を繋げば、ラズパイが起動します。

Raspbian初期設定

 Raspibianの初期設定です。

 最初に、メニュー画面から「setting」->「Raspberry Piの設定」を選択します。

 あとは、日本での設定なら、以下の画面の通りの設定でOKです。起動一発目は、画面が英語だと思いますが、よしなに読み替えて下さい。

 セッティング後は再起動をしましょう。

 起動後、「Ctrl + Alt + t」を押すとターミナル(黒い画面)が起動するので、以下はその画面でコマンドを打ち込んでいってください。

TensorFlow/OpenCVセットアップ

 ディープラーニングを使った画像認識に必要なライブラリのTensorFlowとOpenCVをセットアップします。セットアップはだいぶ簡単になったのですが、PCに比べると少し大変です。特にビルドしようとすると数時間とかかかってしまうので、パッケージをインストールするのがオススメです。

 今回は、最低限必要なライブラリを簡単にセットアップできるように、スクリプトを作成しました。以下2行のスクリプトを実行するだけで、ネットワークの状況にもよりますが10分程度でセットアップができると思います。

$ git clone https://github.com/karaage0703/raspberry-pi-setup
$ cd raspberry-pi-setup && ./setup-ai.sh

Object Detection Toolsセットアップ

 ディープラーニングでの物体検出を手軽に試せる自作ツール「Object Detection Tools」をセットアップします。ツールの詳細は以下参照下さい。

 とりあえず動かしたい場合は、以下5行をターミナルで入力すればOKです。

$ cd && git clone https://github.com/karaage0703/object_detection_tools
$ cd ~/object_detection_tools/models
$ ./get_ssdlite_mobilenet_v2_coco_model.sh
$ cd ~/object_detection_tools
$ python3 scripts/object_detection.py -l='models/coco-labels-paper.txt' -m='models/ssdlite_mobilenet_v2_coco_2018_05_09/frozen_inference_graph.pb' -d='raspi_cam'

 USBカメラを使う場合は、最後のコマンドの-dオプションを-d=normal_camにすれば動くと思います。

 TensorFlow Liteで軽量化モデルを使って高速化したい場合は、以下記事を参照にしてみて下さい。

ラズパイへの感謝の儀・SNSアップ

 うまく動いたら、ラズパイに感謝を伝えましょう。ディープキスをしてもOKです(熱いので火傷に注意)。

 インスタなどへのSNSアップも忘れないようにしましょう。私の場合は、以下のような感じで2fps以上の速度で物体検出に成功しました(速度は、認識にかかった時間のみで、カメラ表示時間は含んでいません)。

 ラズパイ3の2倍程度の速度です。

その他のセットアップ

SDカードのバックアップ

 環境を丸ごとバックアップしたい場合は、以下記事を参照下さい。最近はゼロから環境構築しちゃうことの方が多いですが。

その他のソフトインストール

 最初のアップデートや必要なソフトのセットアップを自動化したい方は、以下記事参照下さい。

 以下コマンドを実行すると、自動でアップデートされて、必要なソフトがインストールされます。

$ cd
$ git clone https://github.com/karaage0703/raspberry-pi-setup
$ cd raspberry-pi-setup
$ ./setup-raspbian-buster.sh

リモート接続(VNC)

 Mac標準のリモート接続でラズパイに繋ぎたい場合は、以下記事参照下さい。

Raspberry Pi OSを64bit化する

 以下コマンドを実行するだけでOKです。ちなみに、私には体感では全然違い分かりません(笑)

$ sudo sh -c "echo 'arm_64bit=1' >> /boot/config.txt"

 確認するには以下コマンド実行してください。

$ uname -r

 結果が5.4.35-v8+と末尾がv8になっていれば64bit化されています(32bitだとv7です)。ただ、ハードウェアによっては対応していないので注意してください。Cortex-A53を搭載したラズパイのみとなります。詳細は以下リンク先を参照ください。

RaspberryPiのCPU比較 どれが64bitで動くの?

 64bit化の設定詳細に関しては、以下の記事を参照ください。

いまさら触ったラズピッピ4とかでできるやつ2つ - あっきぃ日誌

VS Codeのインストール

 以下Qiita記事を参照ください。

まとめ

 ラズパイ4を買ったので、ディープラーニング環境をセットアップして画像認識(物体検出)までやってみました。ラズパイ4から入門する人も多いかもということで、久しぶりに自分にしては丁寧にセットアップ記事書いたら結構疲れました。もしよろしければ参考にしてみて下さい。

 ラズパイ4は、電源とか熱とか結構ネガティブな情報があったので、しばらく様子見かなと思っていたのですが、謎の力(?)で結局速攻で入手して有休とってセットアップしてしまいました(笑)ディープラーニングも軽いモデルなら、そのままでもそこそこ走りそうです。小型のマイコンボードでディープラーニング使うなら、Jetson Nano1強でしたが、ラズパイもまた選択肢に上がってくること多くなりそうだなと感じました(Jetson Nanoよりかなり小さいですしね)。

 普通に使っていても、あきらかにラズパイ3より快適ですし、ラズパイ4使ってまた色々作ってみたいなとか思いました。

 なお、今回はディープラーニングを使った物体検出を行いました。ディープラーニングで、画像の判別(画像が何かを判断する)の学習から推論までやってみたいという方は、有料noteでチュートリアル公開していますので、よろしければこちらもどうぞ。

 Amazonでの購入先

[asin:B07TC2BK1X:detail]

書籍の宣伝「からあげ先生のとにかく楽しいAI自作教室」

 AIの初心者向け本「からあげ先生のとにかく楽しいAI自作教室」を執筆しました。

 文系でAI素人の私の妻も、実践できて理解を深められるような、初学者向けの内容になっています。Raspberry Piを用いたエッジコンピューティングに関しても、まるまる1章解説しています。以下に紹介記事を書いていますので、興味ある方は是非ごらんください。

関連記事

変更履歴

  • 2024/02/18 ラズパイ5に対応
  • 2022/04/03 最新Raspberry Pi OSでの環境構築に関して追記
  • 2020/12/20 AI書籍の執筆に関して追記
  • 2020/10/30 Raspberry Pi OS 2020-08-20版での動作確認
  • 2020/09/12 VS Codeのセットアップに関して追記
  • 2020/06/25 微修正・誤記訂正
  • 2020/06/04 Raspberry Pi 4の購入先に関して修正
  • 2020/05/12 Raspbian 64bit化に関して追記
  • 2020/04/16 SD書き込みに関して「Raspberry Pi Imager」を使用した書き込み方法に修正
  • 2020/04/15 TensorFlow Liteに関する記事へのリンク追加
  • 2020/02/07 関連記事追加
  • 2020/01/26 商品のリンク切れを修正・追加
  • 2020/01/24 リモート接続に関して記事を追加

Raspberry Pi 4が日本で販売するようです

Raspberry Pi 4の発売情報

 安心、最速のあっきぃ (id:Akkiesoft)さん情報。ちゃんと技適ありのやつです。

 共立エレショップさんでも予約を開始してます。こっちも技適あり。

 ラズパイマガジンさん情報

 ラズパイマガジンさんは、電波法改正により、11/20から始まる「技適」のない機器の実験利用の申請を活用して先行で実験を開始して、2020年1月14日発売予定のラズパイマガジン2020年2月号で特集するらしいです。楽しみですね。

 急がないなら、価格落ち着くまでしばらく待った方が良いという情報も

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自作基板「PiRoombaBoard」でルンバを手軽にハックして動かす

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ルンバを手軽にハックしたい

 ルンバをハックするため、以前は以下の記事のように無理やりRaspberry Pi(以下ラズパイ)から配線を繋いで、ROSというロボット用のミドルウェアを使って制御しました。

 ただ、ハードウェア・ソフトウェア共にセットアップが大変なため、あまり実用的(?)ではありませんでした。そこで、この記事ではハードウェアに自作基板・ソフトウェアにAtsushi (id:meison_amsl)さん開発のOSS「PyRoombaAdapter」を使うことで、ルンバを手軽にラズパイから制御する方法を紹介します。

自作基板「PiRoombaBoard」

 自作基板の作り方に関しては以下記事を参照下さい。

 上記記事で作ったのが、ルンバを制御するためのラズパイのインターフェースボード(ラズパイ風に言うところのHat)「PiRoombaBoard」です。

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 以下のように接続することで、ラズパイとルンバをUARTで接続できます。

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 外部電源不要で、ルンバの電源からラズパイに5V電源を供給できるのが便利ポイントです。

 自分のためだけに作った基板で、基板の頒布や販売予定はありません。なので、詳細の説明に関しては割愛いたしますが、基本的に冒頭で紹介した記事の接続をそのまま基板にしているだけです。

 一応、回路や基板の設計情報は以下のGitHubリポジトリにアップしてありますので、参考にしたい方は、ご自由に使用下さい。KiCADで作成しています。

 またルンバのコネクタに関しては、以下のミニDINプラグの7Pinオスを使用しています。

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Maker Faire Tokyo 2019・趣味TECH祭2019(夏)レポート

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趣味TECH祭2019(夏)出展・Maker Faire Tokyo 2019参加しました

 趣味TECH祭2019(夏)に出展して、ついでにMaker Faire Tokyo 2019も色々見て回りました。私の出展内容は以下になります。

 今回は、一先ずレポートとして見て回った展示の紹介します。Instagramに投稿したものを貼り付けただけの手抜きです(でも、思ったより大変だったので、2度とやらないかも)。

 また、最後に目についたレポートをいくつかリンク貼っておきます。

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ラズパイでもJetson NanoでもOK!デモや持ち運びに便利な10.1インチ小型HDMIモニター

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10.1インチの小型HDMIモニターを買いました

 最近、出張先で作業したりデモなどをする機会が増えてきたので、前から欲しかった小型のHDMIディスプレイを購入しました。

 本当に普通の小型モニターで、普通に良かったので、簡単に紹介します。

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 箱はこんな感じ

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 中身。一通り最低限のケーブルは付属しています

10.1インチモニタ組み立て

 組み立てというほどのことでもないのですが、一つだけ部品を分解してから組み直す作業があります。マニュアルもあるのですが、かすれて見づらいので簡単に紹介します。

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 この部品を分解して組み直す必要があります

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 分解した図

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 ネジで台座を下から取り付けます。絶対上から取り付けちゃダメです

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 間違えた図です。はい、やってしまいました

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 あとは、他の部品を組み付ければ台座の出来上がりです

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 モニタを取り付けた図

10.1インチ小型HDMIモニター使用

 モニターを使ってみました。Jetson Nanoと接続。全く問題ないです。

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 良い感じ

 ラズパイでも勿論問題ありません。

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 全く問題なし

HDMIモニターから音を出す

 スピーカーもついているので、普通に音が出ます。Jetson Nanoだと、アナログ音声出力が無いので、HDMI経由で手軽に音を出せるのは嬉しいですね。

 特に何もしなくても、以下のコマンドをうてば普通に音が出ました。

$ aplay /usr/share/sounds/alsa/Rear_Center.wav

 もしダメな場合は、以下でサウンドの設定を調べてHDMIの出力を確認しましょう。

$ aplay -l
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 1: tegrahda [tegra-hda], device 3: HDMI 0 [HDMI 0]
  Subdevices: 1/1
  Subdevice #0: subdevice #0
card 2: tegrasndt210ref [tegra-snd-t210ref-mobile-rt565x], device 0: ADMAIF1 CIF ADMAIF1-0 []
  Subdevices: 1/1
  Subdevice #0: subdevice #0

 上記の例だとcard 1, device 3なので、以下のようにハードウェアを指定すれば音が出せます。

$ aplay -D plughw:1,3 /usr/share/sounds/alsa/Rear_Center.wav

 Raspberry Piの場合は、たくさん例があります。例えば以下記事の通り実行すれば問題ないと思います。

Raspberry Piで音を出すまで - Qiita

Raspberry Pi 4でモニタが映らない問題

 ラズパイ4だとうまくモニタが映らない問題がありました。設定変更で対応可能です。以下記事参照下さい。

USB-HDMIキャプチャーボードを使う方法

 ここまで小型モニターを勧めてきましたが、モニター無しで格安のUSB-HDMIキャプチャーボードを使って、他のPCのディスプレイをモニタ代わりにすることもできます。最近は、私はこちらを使っています。詳細は以下記事参照ください。

まとめ

 前から欲しかった小型HDMIモニターを買ったという記事でした。綺麗に映りますし、文字もちゃんと見えるのでちょっとした作業をするくらいは全く問題ないです。

 持ち運び専用くらいのつもりで買ったのですが、思ったより良い感じなので、普通に机の上に常備することになりそうです。

 あと、家で使っているモニター、HDMI入力が無くてHDMI->DVI変換のケーブルを使っていたのですが、たまに相性が悪くてうまく映らない時があったりしたので、HDMI端子がちゃんとあるディスプレイがようやく手に入って嬉しいです。音が出るのも良いですね。

 ちょっとお高いですが、ある程度しっかりした作りの小型モニターとしては中々良いのではないかなと思っています。

関連記事

変更履歴

  • 2021/01/23 USB-HDMIキャプチャボードに関して追記
  • 2019/11/30 ラズパイ4でモニタが映らない問題に関して追記

「TOKYO FLIP-FLOP」さんの「ワンボタンキーボード」がデモに最適

「ワンボタンキーボード」を購入して組み立ててみた

 今年の5月に参加した趣味TECH祭(詳細は、下記参照下さい)で行われたワンボタンキーボードワークショップ

 「ワンボタンキーボード」という素敵なアイテムの製作が行えるワークショップです。残念ながら、私は当日都合が合わず参加できませんでしたが、材料だけは購入することができました。家で組み立てようと思ったものの、いつものように積んでいたのですが、ある日意を決して(気まぐれで)組み立ててみました。

 購入から組み立て方法、ソフトウェアの書き込みに関しては、公式サイトが詳しく丁寧ですので、興味ある方は以下サイト参照下さい

 Amazonでの購入も可能です [asin:B07T55PYKH:detail]

 早速組み立てていきます。


 ワンボタンキーボードの材料


 組み立ては、公式サイトのマニュアルを見たら楽々をスマホに表示させながら組み立てたら楽々でした


 10分くらいで完成。キートップは「Japanese Raspberry Pi Users Group」のメンバー様に「お前もキーボード沼に落としてやる!」と恐ろしい呪いと共にいただいた、ラズパイキートップです。


 横から見た図

 プログラムの書き込みは、公式サイトの説明が丁寧なので、初心者でも大丈夫です。Arduinoとかのマイコンボードを使ったことある人は余裕と思います。

「ワンボタンキーボード」をデモ用に使って見た

 Jetson Nanoで作ったプログラムのデモの操作用に使って見ました。ボタンを押すとディープラーニングで物体検出した物体にモザイクがかかります。

www.instagram.com

 ラズパイのキートップでJetson Nanoを操作するという鬼畜(?)プレイです。

ワンボタンキーボードを活用するテクニック

 ボタンが一つしかないので、使いどころ無いように感じるかもしれませんが、ボタンを押すたびにキーを変えたり、長押しに対応したプログラムを書くことで、一つのボタンに複数の役割を持たせることが可能です。

 同じようなこと考えている人いるだろうと検索したら、Yahoo知恵袋にちょうど似たような例があったので、参考にさせていただきました。

長押しを検知するスケッチを教えてください。arduinoで短押しと長押しを分け... - Yahoo!知恵袋

 GitHubに、キーボードを押すたびに、設定した最大値まで数字が増えていく。長押しすると、「s」と「m」を交互に入力するプログラムを格納しました。よろしければ参考にしてみて下さい。

 その他のサンプルコードは、趣味Techオンラインさんの以下記事が参考になります。

ワンボタンキーボードを256倍活用するサンプルコード集 - 趣味TECHオンライン | 趣味のモノづくりを応援するオンラインメディア

まとめ

 「ワンボタンキーボード」を作って使って見たという記事でした。最初は「ジョーク的なガジェットかな」くらいに思っていたのですが、サイズ的にも使い勝手的にもこれかなり良いです。特に、ラズパイ等の小型機器のデモに最適そうです。

 応用例としては、市販のソフト等の自分が操作系をいじれないソフトのデモ操作に使うのは良いかもしれません。キーは一つですが、上記のテクニックの紹介でも書いたように、プログラムで押すたびにキーの割り当てを変えたり、長押し対応すれば、複数の機能を持たせることが可能です。

 そのように考えると、シンプルなだけにかなり応用範囲の広い奥深いガジェットだなと思いました。今の所、一番秀逸だなと感じた使い方は、草を生やす「草専用ボタン」でしょうか(笑)

 そんな「ワンボタンキーボード」を開発した「TOKYO FLIP-FLOP」さん主催のイベント「趣味TECH祭(夏)」に8/3・4の2日間出展予定です。イベントの詳細は以下参照下さい。

 偶然にもあのMaker Faire Tokyoと同日・同場所で開催です。無料のイベントですので、是非お気軽に参加下さい。

[asin:B07T55PYKH:detail]

関連記事

変更履歴

  • 2020/09/28 サンプルコード集へのリンクを追記
  • 2019/07/31 テクニックに関して追記

ディープラーニングガジェット品評会で「ディープラーニングで作るAIガジェット」というタイトルで発表しました

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ディープラーニングガジェット品評会で発表しました

 ディープラーニングガジェット品評会というshinmura0さん主催のイベントで発表してきました。イベントの詳細は以下Connpassページ参照下さい。

 発表者はshinmura0さんをはじめとして、Twitterやブログ、Qiita記事などでお世話になっている方ばかりの方だったのですが、会うのは今回が初めてということで非常に楽しみなイベントでした。

「ディープラーニングで作るAIガジェット」

 私が発表したスライド資料です。

 また、当日の自分のプレゼンの録音内容も公開します。より詳しく知りたい方や、会場の臨場感を味わいたい方、酔狂な方はこちらを聴きながらプレゼン資料をみると良い感じにトリップできると思います。音声データのダウンロードも可能にしてあります。時間はほぼ15分です。私の発表のみとなります(QAや他の方の発表は含まれていません)。

続きを読む

ラズパイと格安測定器でハードウェア入門(ラズパイマガジン2019年8月号一部無料掲載)

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ラズパイマガジン2019年8月号に寄稿しています

 7/11発売のラズパイマガジン2019年8月号の特集「工作ワザ完全マニュアル70テク」にいくつか記事を寄稿させていただきました。

ラズパイマガジン 2019年8月号 (日経BPパソコンベストムック)

ラズパイマガジン 2019年8月号 (日経BPパソコンベストムック)

 今回は、私が書いた記事のうち、ラズパイと格安測定器を使ってハードウェアを理解する部分の記事に関して特別にブログで無料公開をいたします。なお、実際の雑誌では紙面スペースに限りがあるため、紙面の方は重要な部分のみ編集した形になっております。もちろんラズパイマガジン編集部様には許可をいただいております。ブログ公開の英断に多謝です!

 私自身が、以前にハードウェアエンジニアとして働いたときの経験を詰め込んだ記事となっていますので、是非参考にしていただけましたら幸いです。

続きを読む

Amazonの激安ポータブルケースがモバイル機器の持ち運びに最適だった

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Amazonベーシック ポータブルケースを衝動買い

 Amazonでちょっと前に、激安(購入時1000円以下でした)のポータブルケースを購入しました。

Amazonベーシック ポータブルケース ポーチ カメラ/携帯電話/GPS用 ブラック

Amazonベーシック ポータブルケース ポーチ カメラ/携帯電話/GPS用 ブラック

 あまり記憶にないのですが、何か買ったときにオススメに出てきて、レビューで評判も良かったので買ったのだと思います。Amazonの思う壺(Thinking Pot)です。

 ところがこのケース、自分が想像していたより結構大きかったのです。

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 手の平サイズを勝手に想像してたけど、思ったより大きい

 もちろん、私がよくサイズを確認しなかっただけで、Amazonさんは何も悪くありません。

モバイル機器がたくさん入ることに気づいた

 そんなわけで、買ったものしばらく放置していたAmazonのポータブルケースですが、長期出張のときのその真価が発揮されました。

 仕事の長期出張に欠かせない、必携のアイテムといえば、当然Raspberry Pi(ラズパイ)、Jetson Nanoをはじめとしたモバイル機器ですね。

 ディスプレイはホテルのテレビを使い、マウス・キーボードは以下のような小型のものを使うことで荷物を減らします。

 ただ、それでもラズパイやJetson Nano、SDカードケースなども持ち運ぶと結構な量となります。 

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 かなりの荷物

 どうしようかなーと思ったとき、部屋の隅に転がっていたAmazonのポータブルケースが目に入りました。

 「お、これ良いのでは?」と試しに入れてみたら。

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 めっちゃ良い感じに収納できた!

 出張には最適ですね!

まとめ

 Amazonの激安ポータブルケースが、ラズパイやJetson Nano等のモバイル機器の収納に最適だったという話でした。

 大きめサイズで、結構使い勝手の良いアイテムだと思います。出張のとき、機器の持ち運びに困っているという方は是非!

Amazonベーシック ポータブルケース ポーチ カメラ/携帯電話/GPS用 ブラック

Amazonベーシック ポータブルケース ポーチ カメラ/携帯電話/GPS用 ブラック

関連記事

Raspberry Pi・Jetson Nano等のモバイル機器に最適なタッチパッド付き無線小型キーボード

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ラズパイの小型キーボード・マウスが欲しい

 最近、止むに止まれぬ事情で出張のおともに、Raspberry Pi(ラズパイ)やJetson Nanoを持っていくことが多いです。

 そんなとき、忘れたら大変なのがキーボードやマウスなどの入力機器ですね。忘れてしまうと、ホテルの人に「キーボードとかマウスって置いてないでしょうか…」と聞いて変な目で見られることになるので気をつけましょう(涙目)!

 悔しさから、小型のタッチパッド付き無線小型キーボードを購入しました。参考にしたのは、いつもお世話になっているnomolk (id:slideglide)さんの以下記事です。

 その他、このキーボードはラズパイを使ったデモに使っている人をよく見かけた覚えがあるので、気になっていました。

 というわけで、オススメされているEwinのキーボードを注文しましたとも。出張先のホテルから!

Ewin® ミニ キーボード ワイヤレス 2.4GHz タッチパッド搭載の使い勝手

 早速使ってみましたが、なかなか良いですね。正直、無線は接続性が不安なので、有線が良いなーと思っていたのですが、これはしっかり繋がり安定感があります。

 サイズ的には、かなり小さくて正直打ちづらいのですが、何もできず眺めているだけとは雲泥の差です。非常時にはとても助かりますね。

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 もちろんJetson Nanoでも全く問題なく使用できました。

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まとめ

 モバイル機器用の持ち運び入力デバイスとして「Ewin® ミニ キーボード ワイヤレス 2.4GHz タッチパッド搭載」を購入したというお話でした。

 ラズパイに関して、小型ディスプレイはQuimat 3.5インチタッチスクリーンディスプレイが決定版という記事を以前書きましたが、小型入力デバイスに関しては、これが決定版で良いかもしれませんね。

 ちなみに、これを購入後、また出張でマウスを忘れるという失態を冒したのですが、この小型キーボードが大活躍をしました。小型キーボードのタッチパッドをマウスがわりに使い、もう一台キーボードをつなげるという使い方でも問題なく動作しました。

 その他、デモなどにも非常に使い勝手が良いと思います。気になった方は出張のお供に是非!

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枯れた技術の水平思考でラズパイでゲームボーイを大画面化する「HDMIgamepi」の原理試作を作ってみた

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ゲームボーイを大画面化したくなった

 リサイクルショップで買った初代ゲームボーイで、Switchでリバイバルされると噂の「ゼルダの伝説 夢をみる島」をちょこちょこ遊んでいる今日この頃です。

 昔のゲームながら今プレイしても楽しめるのですが、不満なのは画面が小さいことです。「Nintendo Switchみたいに大画面でプレイできないかなー」と調べてみたら「HDMIboy」なるプロジェクトがクラウドファンディングで立ち上がっているとのニュース

 「めちゃめちゃ良いじゃん!」と興奮していたのですが、よく読むと既に5年以上前の話で、どうもクラウドファンディングは失敗してしまい、プロジェクトはたちきえになってしまったようです。

 ショボーンとしてしまったのですが、かのマリー・アントワネットも「HDMIboyがなければ作ればいいじゃない」と言っていたらしいので、自分で作ることにしました。

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ラズパイマガジン2019年4月号の紹介

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ラズパイマガジン2019年4月号に記事が載って…いません!

 ラズパイマガジン4月号発売されましたね。

ラズパイマガジン 2019年4月号

ラズパイマガジン 2019年4月号

 今回も私の記事が載って…いません!1月は、色々イベントと体調不良等が重なりリタイアいたしました、半年間連続掲載されていたのですが無念です。

 というわけで記事は載っていないのですが、何故か編集部から献本いただきました。確認したら、どうも手違いだったらしく、そのままいただけました(笑)

 実は、特集が面白そうで買おうとしていたまさに直前だったので、ギリギリセーフ(?)でした。というわけで簡単に4月号の特集に関して紹介してみたいと思います。

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ラズパイノートパソコン「pi-top」を改造・自作ソフトセットアップして子供用のパソコンに仕立ててみる

pi-top

ラズパイノートPCを子供用のパソコンに仕立ててみる

 最近、3歳になる娘がパソコンに興味津々です。私が、よくパソコンを触っているので興味を示しているのでしょう。私がたまに家でパソコンで仕事をしていると、「私もパソコンやる!」と言って、おもちゃ代わりにあげたラズパイ2と、断線したキーボードで真似してカタカタしています。非常に可愛らしいのですが、冷静に考えるとだいぶ不憫な子供です。

 ちょっとしたパソコン的なものを買い与えても良いかなと思っています。候補としては、娘がTVドラえもんのCMの影響により、興味津々のドラえもんステップアップパソコンです。

ドラえもんステップアップパソコン

ドラえもんステップアップパソコン

  • 発売日: 2018/07/14
  • メディア: おもちゃ&ホビー

 レビューをみると、中々良く出来てはいそうなのですが、文字が読めること前提のため少し娘には時期が早そうなのと、ソフトも拡張性がないのが気になりました。1万円以上するものなら、長く使えて教育要素もある方が良い気がします。

 といっても、そんな都合の良いものは世の中にありません。「無いものは作ろう」というわけで、以前「pi-top」で作ったラズパイノートパソコン(詳細は以下記事参照)の登場です。

 どうせ使い道が無かったので子供の教育用途にぴったりなので、娘の誕生日プレゼントにすることにしました

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Raspberry Piをノートパソコンにするキット「pi-top」を試してみた

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「pi-top」を試して見た

 実は、以前に譲っていただいたきりずっと放置していた「pi-top」を、ようやくちょっとだけ試してみました。「pi-top」は、ラズパイをノートパソコンにするキットで、詳しくは以下記事などが参考になります。

Make: Japan | Raspberry Piベースのノートパソコン「Pi-Top」を組み立てた

 すでに組み立て品を譲っていただいたので、やったのは、中身を開けてSDカードと無線LANアダプタを挿入して閉じただけです。

組み立ての様子

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 開いた様子。普通にラズパイが入っている。

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 「pi-top」の専用基板。電源とディスプレイ変換の機能かな

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 ディスプレイ側の基板

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 組み立て完了

セットアップ

 「pi-top」専用のOSもあるのですが、とりあえず普通に最新のRaspbian入れました。セットアップはいつも通り。

 以下記事参考にすれば「pi-top」の機能も使えるようになりそうですが、とりあえずは素のまま使っています。

Pi-topで普通のRaspbianを使う - Qiita

購入情報

 日本で購入する際は、RSコンポーネンツさんかスイッチサイエンスさんが良さそうです。Amazonは、ぼったくり価格ばかりなので注意しましょう。廉価版のpi-top CEEDも出ているようなので、そちらもなかなか良さそうですね。

Pi-Top 半導体開発キット| RS Components

pi-top - Raspberry Pi用ノートPC作成キット--在庫限り - スイッチサイエンス

 公式サイトは以下です。

まとめ

 放置していた「pi-top」を組み立てたよという記事でした。ラズパイは、出先でディスプレイ、マウス、キーボードといった周辺機器をどうしようか悩むことが多いので、持ち運ぶのに便利でよいですね。

 ただ、SDカードは交換するのにいちいちドライバーで分解しないといけなかったり、キーボードの打ちごこちは最悪だったりと、便利で絶賛できるアイテムかというとちょっと微妙なところです。我が家では、今年の娘の誕生日プレゼントにして、早期プログラミング教育に取り組もうかなと思っています。といっても、まだ3歳でプログラミングは難しそうなので、何かしらキー押すとアクションのあるようなソフト自作しないといけないかもしれません。

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