技術同人誌「エッジAIコンピュータビジョン入門」を書きました
技術同人誌新刊を書きました!第八回 技術書同人誌博覧会で販売予定です。
基本はダウンロード販売で、以下からリンクが追加される予定です。
せっかくなので、コピー本を作成して会場でPDFデータと一緒にセット販売もしようかと考えていますが、正直いくつ作成できるかは未定です。もしどうしても紙で欲しいという人いたら、Twitterとかで教えてください。
続きを読む技術同人誌新刊を書きました!第八回 技術書同人誌博覧会で販売予定です。
基本はダウンロード販売で、以下からリンクが追加される予定です。
せっかくなので、コピー本を作成して会場でPDFデータと一緒にセット販売もしようかと考えていますが、正直いくつ作成できるかは未定です。もしどうしても紙で欲しいという人いたら、Twitterとかで教えてください。
続きを読む諸事情によりラズパイ(Raspberry Pi)用にカメラを色々買いこみました。
TwitterでおすすめされたELP
比較用の安いロジクールのウェブカメラ
ラズパイカメラモジュール v3
高解像度のラズパイカメラモジュール
Raspberry Pi用高解像度オートフォーカスカメラモジュール(16 MP)
使い方は以下とか参照。
ラズパイカメラ用のカメラを色々買ったので、なんというか自慢ですね(笑)比較結果とか、使ってやってみたこととかは、また別の機会に何かの形で公開予定です。
今まではラズパイカメラモジュールが小型で高画質で良いなと思っていましたが、ラズパイのライブラリの変更(PiCamera -> PiCamera2)したてのときに、セットアップできず色々苦労したので、そのままPCで動くようなOpenCVのPythonスクリプトで動かせて選択肢も多い(ケースや三脚穴付きのものもたくさん)USBカメラが良いかなーとか思ったりもしています。
ただ、今はPiCamera2も簡単にインストールできるようになったので、そこまで差はないかもですね。個人的には基本的にはUSBカメラを使ってソフト開発しておいて、最後にPiCamera2に最低限の変更して対応するというのが良いのかなと思いました。
USBカメラなら、MacでもUbuntuでも動きますしね。
日経BP様より献本いただきました「ラズパイPico完全ガイド」。
ラズパイPicoを積んでいる私のような人間(多分、世の中に100万人くらいいる)には、うってつけの書籍ですね(白目)。
未開封のラズパイPico。祟りがありそう…
書籍の紹介をしたいと思います。
続きを読む登壇した勉強会のレポートです。イベントの詳細は以下記事参照ください。
まだ公開されていないようなので、公開されたらリンク貼ります。 公開されました。
ラズパイを中心に初心者向けの入門的な話。スライドきれいですし、話もすごい分かりやすかったです。ラズパイの説明してもらえたので自分の話的に助かりました。
自分で研究所(ラボ)つくっているというのが、凄いうらやましかったです。憧れてしまいます。私もいつか自分のラボつくりたいなと密かに野望をいだいております。
参考にしているサイトで自分のサイトを挙げてもらいました。嬉しい!Zoomで他の参加者の方からも、たくさん「助けられました」とコメントもらえて、すごく嬉しかったです。
私の発表です。自分なりにではありますが、頑張りました!スライドで紹介した書籍やWebリンクなどを記載いたします。
上記のLEDに保護抵抗入れろおじさんは、Soft Etherの登さんが公開しているフリー素材「けしからん独法さん」を活用させていただきました。普段はフリー素材使わないのですが、今回は使わざるを得なかったです(笑)
「けしからん独法さん」のフリー素材の PPT ファイルがダウンロード可能です。会社や役所のプレゼンで自由に利用することが可能です。https://t.co/HesENyBFCd pic.twitter.com/sadVunyEhs
— Daiyuu Nobori (登 大遊) (@dnobori) February 7, 2021
@soogieさんによるミニトーク。普通の人は見えない、PyCon JPプロポーザルの裏側の採択の話。
採択をすると、良いプロポーザルの書き方が分かるというのは凄い分かる気がしました。以前、仕事関係で論文を査読したことあるのですが、査読をすると良い(通る)論文の書き方というのが分かるんですよね。ただ、分かるから書けるとは限らないのが難しいところですね。
スライドは現段階で公開されていないようなので、以下参考リンク
流石のMax松下さんでした!スライドキレイだし、分かりやすいですね。500回以上講演しているだけあります。まさかの紹介する本被りがあったのは驚きでした。
自身の会社の宣伝もしつつ、それだけでない、宣伝抜きにしっかり役に立つ実践的な内容でした。
この話面白くて、やりたいことを突き詰めて行ったら、Pythonのコードが0行になった(Pythonを使わなくなった)らしいです。 Pythonを極めると、Pythonを使わずとも問題解決できるということですね。
以前ブログ記事に書いた中島敦さんの名人伝を思いおこさせました。
Seeedの松岡さん。私がプレゼンでオススメした本(ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略)の著者でもあります。
ラズパイ以外のボードも含めたGPIOライブラリの選定の話。ラズパイ以外は、全然知らなかったので参考になりました。以下Qiitaの記事へのリンクです。
Eclipse MRAA on Raspberry Pi 4 - Python - Qiita
直接関係ないですが、松岡さんから勉強会中に教えてもらったラズパイとArduinoを通信するためのライブラリ。
Firmataを使ってArduinoをPCのGPIOにしちゃう - Qiita
テトリスを題材にpythonを学べるツールを作成してみた話 - Qiita
タイトルの通り、テトリスを題材にPythonを学ぶ話です。めちゃくちゃ良い話でした。
あと、きっかけとして、私のツイートを取り上げていただいています。私のことが少しでもきっかけになったというのは嬉しいですね。
Python勉強会でハードウェア制御特集したら、めちゃめちゃ好評だった! - Togetter
みんなのPython勉強会#83で登壇しました。参加者多く緊張しましたが、良いコメントも貰えて嬉しかったですし本当に楽しかったです。参加者のみなさま、本当にありがとうございました。
プレゼンに関しては、私以外のメインスピーカーのselinaさんとmaxさんプレゼンが良過ぎで、自分はまだまだだなと感じました。特にスライドのデザインというかセンスというか…
「大切なのは中身!」と思い、ずっとMacのKeynoteのデフォルトのテンプレートで書いていたのですが、見た目が良いに越したことはないですもんね…多少は時間をかけてみようかなと思いました(実施するかは分からない)。
多くの人にブログなど参考にしていると言っていただけたのも嬉しかったです。普段ブログとかって本当に反応もらえること少ないので、リアルなフィードバックや反応は単純に嬉しいですし、ありがたいです。
様々な用途に産業用から趣味まで幅広く使われるシングルボードコンピュータ、Raspberry Piことラズパイ(やけに説明口調)。
最近、あんまり触れてなかったので、このブログでもとくに取り上げていなかったのでが、最近、再入門をしています。再入門した主なきっかけは以下ですね。
それぞれ少し紹介したいと思います。
続きを読む夫婦でゲームにはまっています。私はSwitchのゲームは、基本的にはダウンロード版を購入しています。ちなみにSwitchのダウンロード版ソフトはSwitchのeストアで買うより、Amazonで買うほうが安く買えるときがあるので、チェックするのがおすすめです。
話がそれましたが、ダウンロード版をたくさん買うと、問題になってくるのがSDカードの空き容量です。私は余っていた手持ちの32GBのSDカードを使っていたのですが、既にパンパンです。ゲームによっては、普通に1本あたり10GB以上容量あったりしますしね(ちなみに、スマブラで14GB)。SDカードからゲームを消しても、何度でもダウンロードできるのですが、容量大きいゲームはダウンロードに凄い時間がかかるんですよね。といっても、SDカードをいちいち差し替えるのもストレスです。
というわけで、思い切って大きい容量のSDカードに買い替えました。購入したSDカードと、MacでのSDカードのコピー方法を紹介したいとおもいます。ちなみにMacでのSDカードのコピー、一応できたのですが、最終的にはMacに加えてラズパイ(Linuxマシン)が必要でした。基本的には、Windowsでコピーするのがオススメです。
続きを読むサブディスプレイ買っちゃいました!ずっと「そのうち欲しいなー、でも毎日使うものだしある程度いいやつ欲しいなー」と思いながら買えて無かったサブディスプレイ。
最近買ったM1 Macbook Airを大きい画面でも使いたいなという気持ちに加えて、リモートワークの波が来た(今頃?)ことでいよいよ購入に踏み切りました。実は、ディスプレイは全然詳しくないので、色々聞き込んだところ、地元の友人にオススメされたJapanNextさんの4Kモニタを買いました。
28インチの4Kモニタとして、高いコストパフォーマンス(購入当時、ほぼ4万円)と、AmazonのレビューでM1 Macbookでの使用例があったのが決め手でした。
というわけで、使い心地をレビューしたいと思います。ちなみに私はIPS?細胞?というレベルの知識なので、画質の細かいことはレビューできません。使い心地を中心に紹介したいと思います。
続きを読むみなさんは「ぽろりす」という落ちものゲームを知っているでしょうか?知らなくても無理はありません、私がまだ、物心つく前にプレイしていた古のレトロゲームだからです。簡単に説明すると「テトリス」と「ぷよぷよ」を足して2で割って、かわいい女の子の起動画面をプラスしたようなゲームです。同じ色のテトリス風ブロックをたくさん繋げるとブロックが消せるのと、バリエーション豊かなブロックの色と形状が特徴です。ブロックの種類が徐々に増えていくのと、お助けのアイテムの登場具体が絶妙なゲームバランスで、テトリス以上にハマったソフトです。ちなみに「ぷよぷよ」より登場早いので、ぷよぷよの元祖といっても良いゲームかもしれません。
どんなゲームかは、プレイ動画を見てもらった方が早いでしょう。以下で雰囲気が分かると思います。
そして、このぽろりすは、MS-DOSというWindowsの前身となるOSでプレイできます。フロッピーディスクという四角い平べったいディスクが使われていたころの時代です。当時は、NECのPC-98という国産PCが大人気だったのですが、私は所有しておらず悔しい思いをしたものです。そんな悔しい思いを紛らわすために、ラズパイのPC-98エミュレータでDOSを動かしていました。それが以下記事の話です。
そして、記事の最後にポロッと「ぽろりすまたやりたいなぁ」。と書いたところ。なんと「ぽろりす」作者の方にその想いが届くという奇跡が!インターネット凄い!
FF外から失礼します。
— KATAKURA Yoshimasa (@yo_ta_n) April 4, 2021
ぽろりすの作者です。まだ話題にして頂けて大変うれしいです。
私も久しぶりにやりたくなって、PC98エミュレータ入れて動作させてみました。
31年ぶりにY2K問題対応版をリリースしようと思っていますw
そんな「ぽろりす」ですが、実は2000年問題を抱えていて、プレイするたびにスコアがリセットされるというバグがありました。そしてなんと、作者の@yo_ta_n さんがこれをきっかけに2021年に2000年問題に取り組むという更なる奇跡が!!その奮闘記と成果物が以下にあります。
こんなことあるんですね。ビックリしました。
続きを読む以下のような面白そうなイベントがあったので、YouTube Liveで参加(観覧)させていただきました。
なんと、私の書籍「AI自作教室」を読んでルンバをハックしてくれた中学一年生のメメタンさん(めめたん号)が出場するということで、楽しみにしていました。
当日の様子は、メメタンさんの親御さんのしろいとり子 (id:toriko0413)さんが、ブログでレポートしてくださっています。
続きを読むRaspberry Pi Pico出ましたね。ラズパイといいながら、その実体はOSの無いArduinoっぽい純粋(?)なマイコンです。安かったので、勢いで6台買っちゃいました。
スイッチサイエンスさんだと、今は在庫切れのようです。大人気ですね。
続きを読む5歳の娘が「パソコンしたい」と言い出したので、親子で一緒にパソコンしていました。娘のパソコンは、以前ラズパイで仕立てたノートPCです(詳細は以下記事参照ください)。
私のパソコンは、ステッカーがたくさん貼られたオタク仕様PCです。もうすぐM1 Macに置き換え予定です(さりげないマウンティング)。
娘は「キャッキャ」とキーボードをカタカタと打っていたのですが、突然「プログラミングがしたい」と言い出しました。
「プログラミング」という単語すら教えたことなかったので、突然の発言にビックリしましたが、やりたいものは仕方ないので環境を構築することにしました。
「プログラミング教育といえばScratchかな」
という安直な考えにより、Scratchを入れることにしました。ラズパイならターミナルで以下2行実行するだけです。簡単ですね。
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y scratch3
インストール後は、メニュー画面のプログラミングからScratchを選んで起動します。
ネコちゃんの起動画面
ここまでやって、ふと困ったことに気づきました。
「プログラミングってどうやって教えれば良いのだろう?」
自分自身、プログラミングに関しては完全に独学で、人に教えてもらった経験はほとんどないので、よく分からないのですよね。仕事だと適当に本でも渡して読ませるのですが、娘はまだ平仮名しか読めません。
というわけで、とりあえずプログラミング教育のScratch本を用意しました。
小学生からはじめるわくわくプログラミング2 Scratch 3.0版
本の通り、ネコちゃんをクルクル回転させたり、大きくさせたり小さくすると、娘は「キャッキャ」と喜んでくれました。さすが書籍は、ちゃんと子供のツボを押さえてますね。
ちなみに、ブロック式とはいえ、漢字の読めない娘にはまだコーディングが難しかったので、娘の仕様に従いコーディングするという下請けプログラマー的なことをしてました。
TwitterでScratch本の監修者のアベ先生よりアドバイスいただいたので紹介します!
わくプロ2をご活用いただきありがとうございます。この本は小3で習う漢字を基準にルビの有無を決めています。総ルビという考え方もあると思いますが、そうすると子供っぽさが出て、中、高学年の子が敬遠するということもあります。Scratch自体は左上の地球アイコンで「にほんご」にできます。
— アベ先生 (CV: 阿部和広) (@abee2) February 5, 2021
よかったです。ラズパイ2ということだと、Scratch 3.0はかなり厳しいと思います(起動すること自体が驚きです)。Scratch 2.0はFlashのサポート終了で公式には使えなくなったので、軽量のScratch 1.4をお勧めします。sudo apt install scratch で入ると思います。無印の「わくプロ」は1.4対応です。
— アベ先生 (CV: 阿部和広) (@abee2) February 5, 2021
「にほんご」モード使えるのは知らなかったのでありがたかったです。Scratch 1.4はインストールできたのですが、残念ながらラズパイでは音が出ない問題がありました。
娘がプログラミングしたいと言ったので、ラズパイでScratchの環境構築をして少しだけプログラミングを教えてみました。プログラミングを(特に漢字の分からない)子供に教えるのって難しいですね。
プログラミング教育の本なんていらないかなと思っていましたが、全然必要でした。実際に子供からのフィードバックを受けて作られたであろうカリキュラムは有益です。
しかし、娘がプログラミングしたいと言い出したのにはビックリしました。どこで知ったのでしょうね。「花火が作りたい!」みたいなことを言っていて、最初意味がわからなかったのですが、以前に、お家花火をしたことを覚えてくれていたのかもしれません。
自分自身は、子供のときプログラミングに興味あって、親に当時は高級品だったパソコンを買ってもらったので、自分の子供に関しても、子供がやりたいと望むならできる限り環境は用意したいなと思っています。pi-topは、キーボードのうち心地も悪いですし、ラズパイ2だとScratchの起動も遅いのでよくないですね。
M1 Macが届いたら、古いMacbookを渡しても良いかなとか思っています。もしくは、IchigoJamやPC-98化したラズパイでBASICから学んでもらうのも良いかもしれませんね(笑)
小学生からはじめるわくわくプログラミング2 Scratch 3.0版
ラズパイマガジン2021年の春号を購入しました。今回、私は寄稿していないので普通に読者として購入しています。ラズパイマガジンは、献本ついでに読んでるだけじゃなくて、定期的に購読している愛読書なのです(謎アピール)。
紙書籍
ラズパイマガジン2021年春号 (日経BPパソコンベストムック)
電子書籍
続きを読むある日、いつものように華麗にTwitterのタイムラインを眺めていると、以下のような神ツイートを見つけてしまいました。
RaspberryPiのセットアップのためだけにディスプレイを用意してませんか? 安価なUSB-HDMIキャプチャボードを使うと、PCでHDMIの映像を見ることが出来るので簡単にRaspberryPiをセットアップできるようです。 / “Heavy Raspberry Pi User? Keep An HDMI-to-USB Capture Dev…” https://t.co/uJDqjGdGjN
— ina_ani@今月までで育休9か月の終了予定 (@ina_ani) December 28, 2020
読んだ瞬間稲妻が走りましたね。「これだ!」と。実は、USB-HDMIキャプチャボード、既に購入済みだったのですよね。
もともと別の用途で買ったものでした。
ちなみに購入のきっかけは、以下のShigezoneさんのツイートでした。Shigezoneさんのが自分が知る限りでは一番安いと思います。
【880円キャプチャ装置】
— Shigezone・秋葉原ラジオデパート1Fで営業中・通販 shigezone.com (@ShigezoneAkiba) September 24, 2020
この「HDMI→USB2.0ビデオキャプチャ」はぜひ全人類に買って頂きたいと思ってます。https://t.co/r1ULlrjOXk
ドライバ不要、USBに接続するだけでHDMI信号をPCにキャプチャすることができるので、たとえばノートPCにSwich画面を映したりできます(続く)。
多分中身はどれも同じなので、買いやすさなどをもとに好きなものを選ぶのが良いと思います。
続きを読むAI初心者向けの書籍「からあげ先生のとにかく楽しいAI自作教室」が2021/1/8に発売となります。既にAmazonページも作成されております。Kindleを中心とした電子書籍は、ネットでの反応に応える形で先行配信となり、すでに購入可能です。本記事末尾に追記しています。
商業誌への寄稿をしたり、共著で「Jetson Nano超入門」を執筆したことはありましたが、単書の本は初めてとなります。気合いを入れて書き上げました。なにとぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、最初に断っておきますが。表紙とタイトルは出版社さんが決定しております。もちろん私も確認の上でGoを出していますが、自分から人気ブロガーを名乗っているわけではありませんので何卒ご理解を。
最初は、結構硬めの表紙になりそうな雰囲気だったので、いきなりこれが出てきたとき、編集者さんがタイトルを考えすぎてどうかしてしまったのかと思いました。でも、見ているうちに「悪くないかも」と思ってきたので、私もどうかしてしまったかもしれません。
本書が生まれたきっかけは、何と言っても「ディープラーニングおじさん」との出会いです。読んだことない方は以下記事をごらんください(おそらく、私のブログで一番多くの人に読まれた記事です)。
この出会いをきっかけに、たくさんのAI関係の人と知り合いになり、商業誌へのAI関係記事の寄稿、Googleの勉強会での登壇、AI勉強会の主催、PyCon Mini Shizuokaでのキーノートスピーカーとしての登壇などのAIに関する情報を発信してきました。その際、多くの方から「AI に関してもっと深く知りたい、勉強したい」という声を聞きました。
今の世の中には、多くのAI関係の本が出版されています。ただ、初心者がつまずきやすいハードルを乗り越える最短経路を、実践を主体に学習する方法とともに示している入門書は、まだまだ数少ないのではないかと実感しています。私自身は、決してAIの専門家ではないのですが、初心者に近い分、そのようなつまずきどころをフォローし、期待に応えられるような本を書けるのではないかと考え、この本を執筆しました。
この本は、AIには興味あるけど、なかなか次の一歩を踏み出せないという人のために書いた本です。具体的には、「画像認識」「自然言語処理」「画像生成」「姿勢推定」「エッジコンピューティング」とAIに関する幅広い技術を実践しながら学んでいく意欲的な構成となっています。
ちなみに、はてなブロガーとして、自然言語処理の章では、あの超有名ブロガー「フミコ・フミオ先生」 (id:Delete_All) と「姿勢推定」の章のフリー素材としておなじみ「ろんすた」さん (id:lonestartx)が登場します!また、新型コロナウイルスの影響で、深刻なフリー素材不足に陥ったため、私も1部身体を張っています(モザイク入りです)。お楽しみに!
内容的には、今までブログで書いてきた記事、商業誌に寄稿した記事、勉強会の登壇で話してきたことをベースにしています。ただ、過去の記事の寄せ集めではなく、公開した後いただいたフィードバックをきっちり反映していますし、半分以上は新たに書き起こしています。使用しているコードも、ほとんど全部書き直しています。
位置付けとしては、初心者向けに実践と理論をバランスよく学べる、AI初心者の最初の1冊的な位置付けになっています。既存の本をマッピングすると以下のような感じになるのではないかなと考えています。
実践にあたっては、Google Colaboratory(Google Colab)というサービスを使って、PCのブラウザさえあれば環境構築無しで手軽に誰でも学習が始められるようになっています。
この手軽に始められるというのがAIの学習にとって重要だと思っています。そのため、文系でAIの知識のないWindowsユーザの妻に、最初の読者となり本の内容を試してもらいました。いくつかつまずきどころはあったものの、1週間でほぼ一通りの内容を実践することができて、AIへの理解を深め、興味を持ってもらうことができました。
表紙のコピーである「1 週間であなたも AI プログラマー!」という表現は、以上のような考えと実際の体験から記載しています(なので誇大広告ではない…はずです)。AI初心者の方も、まずは 1週間で書籍の内容を1通り実践することを目標に進めて欲しいなと思っています。
この表紙を見せてもらった妻の感想「超頭悪そうで最高!」でしたw
— necoさん (@necogista) December 9, 2020
ちなみに全くの素人(文系妻)は、じゃんけん、人物写真生成、 文章生成、Vtuberごっこ、を読みながら実践していますので、初心者向けというのは本当だと思います。参考までに。https://t.co/0UsEwkeiBd
妻の証言(ツイート)
本書では、箸休め的にところどころ、私と妻の対話形式の形でコラムを入れています。
コラムのイメージ
コラムの内容は、私が様々な勉強会やイベントでの登壇時に直接受けた質問と対応、ネットでメールやTwitterのDM上でのやりとりなどをベースにしたものです。
なお、コラムの特別版として「ディープラーニングおじさんとのインタビュー」も掲載しています。コラムの内容は、他の本にはないユニークなものと思います。是非飛ばさず読んでほしいです。
なお、妻のアイコンは、私のアイコンと同じく、デザイナーのいまがわ (id:i_magawa)さんに今回の本のために書き下ろしていただきました!感謝です!
書籍で使用しているコードは、全て以下のGitHubのリポジトリで公開されています。
TensorFlow 2.x + Kerasのコードが主体となっています。本書のメインとなる画像認識のコードに関してはPyTorchのバージョンのコードも公開していますので、PyTorchに興味あるという人も参考になると思います。
本書への質問受け付けや、誤記訂正内容の公開なども上記サイトで実施しますのでぜひご活用ください。正直、サポートサイトだけでも結構学べてしまうのですが、書籍を合わせて読むことでより理解が深まる内容となっていますので、是非合わせてお楽しみください。
本の謝辞を書いていて気づいたのは、この本は本当に多くの人の協力によって生まれたということです。以前共著で本を書いたときよりも、今回の方が「自分で書いた」という気持ちは薄いかもしれません。それだけ、多くの人との出会いから得たものが詰まった本になっています。
その上、現役のデータサイエンティスト、エンジニアの方々にレビューしていただき、よりクオリティの高いものを作り出すことができました。この本の制作を通じて、AIに関しても文章を書くことに関しても多くのことを学びました。おそらくこの本を作ることで、一番学びを得たのは私自身ではないかと思っています。
皆様にも、この本を読むことで私がAIを知ってから5年間で得た学びの全てを、短期間で一つでも多く効率よく学んでいただけたらとても嬉しく思います。
AIの初心者向けの本「からあげ先生のとにかく楽しいAI自作教室」を執筆しましたというお知らせでした。
本書は、新型コロナウイルスが蔓延しつつあるコロナ禍の間に主に執筆しました。偉大な物理学者であるアイザック・ニュートンは、ペストが流行した際 の休暇に万有引力をはじめとする数多くの発見をして科学に貢献しましたが、凡人の私には本書 1 冊を生み出すのが精一杯でした。
ニュートンの貢献には遠く及びませんが、本書が読者のみなさまの人生を少しでも良いもの・豊かなものにできたら、筆者としては望外の喜びです。この本によって、第2、第3のディープラーニングおじさんが誕生することを心より願っています。
購入先、書籍のレビュー、書籍で使われるコードなど、サポートサイトに記載していますので、購入検討している方はこちらも参照ください。
なんと電子書籍版が先行販売となりました。既にKindle, 楽天 Koboなどの各プラットフォームで購入可能です。
Kindle
楽天Kobo
詳しくは、以下記事参照ください。
何とぞよろしくお願いいたします。
今年もAdvent Calendarの時期がやってきました。Advent Calendarというのは、12月中に毎日クリスマスまで技術的な記事を交代で投稿するというお祭り的なイベントです。いつの間にか毎年恒例で、個人的にチェックして追いかけているAdvent Calendarを記事にまとめるようになってしまったので、今年も惰性でまとめてみたいと思います。
まとめてみたといっても、自分のTwitterのタイムラインに流れてきたAdvent Calendarの情報のうち、きになるもののリンクをメモっているだけです。ジャンルもバラバラでとりとめないものですが、誰かの参考になれば幸いです。
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